不正会計ケース82 「期日が来たら、書き換えればいいでしょう」
七年間、一度も現金化されていない債権が、正常債権として並んでいた。(手口:手形の書換え(ジャンプ)による不良債権隠し)
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不正会計・不正調査に関するケーススタディをお届けします。
七年間、一度も現金化されていない債権が、正常債権として並んでいた。(手口:手形の書換え(ジャンプ)による不良債権隠し)
回収不能の貸付金が、額面どおりの株式に姿を変えた。(手口:現物出資・DES(デット・エクイティ・スワップ)の評価操作)
広告も営業手数料も、費用ではなく資産として積み上がっていた。(手口:契約獲得コストの過大な資産化(IFRS第15号))
最大の取引先が倒れた。その二週間後に公表された決算書は、何ごともなかったように黒字だった。(手口:重要な後発事象の不開示)
どの口座の残高証明も本物。それでも現金は、実際の倍あることになっていた。(手口:キティング(口座間資金移動の悪用))
支払サイトは倍に延びた。それでも有利子負債は、一円も増えていない。(手口:リバースファクタリング(サプライヤーファイナンス)の隠蔽)